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 コフートの理論のウィキペディア記事はこちら。(←こっちの方がわかりやすいかも)

 うろ覚え状態での自分用まとめ覚書なのでいろいろ間違ってるかもです。この量なら別記事にしなくてもよかったかなあ。

■「自己愛」は悪ではない
 誰だって自分のことはかわいいものだ。そして周囲から好かれたいと思うもの。嫌われるだけの人生で一人だけで生きていける人間などごくごく少数。日本ではどうも自己愛と言う言葉そのもののイメージが悪いと思われるが、「自己愛」自体は決して悪いものではなく、「健全な自己愛」に発達させることで、「自分も大事、周囲も大事」と肯定し受け入れ、より高みを目指すため努力することができるようになる。メンヘラやボーダー、自己愛パーソナリティ障害とは自己愛が健全に発達しなかった場合(「私を愛してよ!」で止まってしまう)に起こるとコフートは考えた。
 また自己愛には対象が必要であり、対象からの反応も必要である。親切にしたら感謝してもらいたい。好意を持った相手からは好意を返してほしい。これは普通のこと。何もいい反応が返ってこないのに対象を愛し続けることは不可能……振り向いてくれない相手に尽くし続けることはできない。どこかで折れてしまう。
 そして「健全な自己愛」を得るために重要な反応を返してくれる対象が以下の3つ。

■鏡自己対象
「自分のことを認めてほしい、褒めてほしい」と言う欲求を満たしてくれる対象。まず「自分は肯定された」と言う実感があることで人は強くも優しくもなれるもの。「自分は認めてもらえなかった」と言う気持ちが強いと他者と対等な関係が築けず、おどおど下手に出て余計嫌われてしまう……おそらく。自信や自尊心を正しく持つために必要な対象と思われる。

■理想化自己対象
「あの人のようになりたい」と指針とできる対象。これは身近な存在に限らない。鏡自己対象から肯定され、自信を持ち、理想に近づくため努力していけるようになる、そのための対象(多分)。

■双子自己対象
「私は一人ではない。同じような仲間がいる」と安心や帰属意識を持てる対象。孤独から引き上げてくれるのは鏡自己対象(肯定)や理想化自己対象(努力の方向)よりも、「同じ高さ(=低さ、深み)にいる」と思わせてくれる存在。


 サロメ語りはユングのタイプ論と合わせてこの3つの自己対象の観点からアプローチする形で書こうと思います。(けどサロメという少女についてのただのパーソナリティ分析で終わりそう。ほんと純粋な萌え語りできない人間だな)

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