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 なんかいろいろぶっ飛んだ。

 とりあえずあれだ、こっちは毘沙門天アレンジじゃなくて原曲を元にしようとしたんだ。
 で、私の考えてる織田夫妻ってあれですやん。以前の記事見てもらえばわかるとおり「ぼくのかんがえたさいこうにもえるのぶのう」になってますやん?
 それ前提でだかだか育った妄想を打っていきますよ。

「せかいでいちばんおひめさま」……今回は第六天魔王じゃない。言動魔王でも自称魔王でも濃姫様に対しては魔王じゃないんだよ! 濃姫様だって「もう魔王とか呼ばせない」って努力してたし! だから魔王じゃない。
 んでいちばんじゃない。あの夫婦はお互いが唯一なんだ。ツンデレと思い込みこじらせてるだけなんだ。

「世界で唯一天下人」これだな。
 でも「そういう扱い心得てよね」なんていまさら言うまでもなく濃姫様は心得てるじゃないか。うーんうーん。
「欠点? かわいいの間違いでしょ」「文句は許しませんの」って濃姫様は魔王全肯定してるじゃん。うーんうーん。
 ちょっと飛ばそう。
「せかいでわたしだけのおうじさま」ここはもちろん「世界でこの余だけのお姫様」で鉄板だよな萌え死に。
 え、なんかもうここで頭まわらなくなった。これ以上なにをどうしろって言うのよ。

 よしこういう時はジョースター卿の言葉にならって逆に考えるんだ。濃姫様→魔王バージョンを考えるんだ。
 いやだが濃姫様は我儘とか絶対言わない。むしろすっごい我慢するよね。
「世界で私だけの上総介様」とか、言うわけがない。
 濃姫様は頭いいし自分のポジションも、魔王の国主としてのあれこれも全部わかってるから、いくら正室でも魔王のことを「決して自分だけのものにはならない人」だってしっかり自覚してるんだよ。「自分だけのものでいてほしい」なんて絶対考えちゃいけないしそんな身勝手な欲を口にするなんてもってのほかだと一所懸命自戒してるんだよ。
 いっそ自分から離縁を願おうかと身を切られる思いに陥ることもあるけど、魔王がなにも言わない間は魔王のそばで魔王の役に立ちたいんだよ。奥もちゃんと取り仕切るし、戦国の世なんだよ手だって汚すよ泥だってしっかりかぶるよ魔王のためならば! そしてもし魔王が離縁を言い出したらその時は潔く去ると決めてるんだよ! 魔王にとって邪魔な女になるくらいなら、どんなにつらかろうがさみしかろうが背筋伸ばして出ていくよ! それが濃姫様なんだよ!
 でもそれが行き過ぎて魔王が実はツンデレこじらせてるだけだってのに気づかないんだよ!
 魔王も魔王で濃姫様のその辺全部わかってるけどワガママ言ってくれないことに拗ねてるんだよ!
 どっちかが一歩踏み出せば急転直下でラブ夫婦になるのに、ツンデレこじらしたのと魔王愛こじらしたのでうまくいかないじれったさ全開の不器用な昭和の恋。

 ……えー。

 一番なんかいろいろこじらしてるのは私だ。

 いつ液晶に頭突っ込もうかね……。
 サイトが放置状態で申し訳ないでゲス。フンガー。

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