年中バカの四月馬鹿

明日も仕事なんで数時間フライング。
　乙女ゲ（何度言っても恥ずかしい名称だよなこれ）とか夢とか呼ばれてるものに相当する内容ですんで苦手な方はバックプリーズ。

　少々前からしばらく何をしとったかというとこんなんつくってたんでげすよ。
　http://snls.o0o0.jp/anyadei/
（勝手に捏造した）ペルセポネを主人公に星矢のハーデス様落とすゲームな。

　事の起こりは私の「何かは作りたい、しかし絵はなんか今構図とか浮かばん、小説はネタがない……あ、ゲームスクリプトの解説書放置してたな、そっちに走ろう」という軽い気持ちでありました。
　で、いつもつきあってもらってる友人が星矢の子なので、

「星矢のゲーム作ろうぜ、難しいのは無理だけどスクリプトやるからシナリオ頼む。読み進めるだけのデジタルノベルでもいい。なんかこう、黄金がわちゃわちゃしてる感じのか、私がハーデス好きだからハーデスでなんか」

　とひとまず連絡。
　しかし折も折、友人は学位のかかった論文中。
　じゃあシステム周り作っとくわ、とスクリプトねちねち。
　ついでに体験版的なものとしてペルハデでちょっとさわりなどを書いてみる（いやほら、恋愛ってネタにしやすいじゃん。良くも悪くも。身近なドラマというか）。

友「ごめん私やっぱり黄金で話作るの無理だわ……聖域なんだ」
私「え……おもっきしシナリオ任せるつもりだったんだけど……まあ星矢限定の話じゃないし、とりあえず、体験版ほい」

　で、後日、なんかペルハデゲー作る前提になっていた。

友「ローマ史専攻の友達に色々アドバイス貰ったよ！」
私「えっ」
友「ちょうど解説読みたい絵が載ってたから美術書も買ったよ！」
私「えっ」
友「デーメーテール賛歌も読んでるよ！」
私「えっ（やべえ論文モード中の歴オタのスイッチ超不用意に押した……！）」

　てなわけで「これはちょっと本腰入れて作らんといかんわ」と私もちょいとスイッチ入れようと、「絵描きいねえ→とりあえず自分で立ち絵描いとけ」「ハーデス様左向いたら髪どうなるんだよ！　……聖衣神話買うか。うん、欲しかったしな」「シナリオ詰まった……あ、ムービー入れてえな、なんかいいソフトねえかな、あーあった→ムービー作りだす」「まだ論文中だな……描くか、スチル。没になるかもしれんけど」とあれこれ迷走を重ねつつ、なんとかプレイできる状態に（なってる、はず……。いかんせん作り手側だと見落とすバグって結構あるので）。そんなこんなで絵は多少古くござる。

　ゲーム本体は後日またアップします。とりあえずプロダクトページのみ。一応四月馬鹿ってことで、いつ消すかは不明です。一日だけかもしれないし三日くらいで消すかもしれないし一週間くらいおいてるかもしれない。そん時の気分で。
　しかしBGMにoggファイル使ったら容量がえらいことに。
　ムービー込みで140MBほどありますが、ゲーム自体は短いです。スキップ使ったら半日ちょいくらいでコンプでけます（シナリオ書く気力が尽きました。登場人物少なくて話が広げられなかったせいもありますが）。スチルは差分のあるものもあります……が立ち絵よりスチルの方がなんか微妙という。シナリオも私がやったんでなんかもういろいろいつもどおり。監修はやってもらって「まあ大丈夫じゃね？」との評価。時代考証は丸無視しました。
　背景は素材借りてきたので（描けないんだよ私はとにかく）、ギリシアですらないでげす。
　ペルセポネの立ち絵はプロローグではちょっと出張りますが、本編中ではほとんど出てきませんです。

　ところでデーメーテール賛歌入手できてないため私はまだ未読なんですが（というか言うほど神話ネタ使ってない）、友人曰く「『あの子いい加減母親から逃げさせてやらんとまずいだろ』と全員が相談して結託してるとしか思えないくらいデーメーテールが強烈かつハデスが庇われてる」だそうです。すげえな母ちゃん。とはいえ酷い扱いにしてしまってすみませんデメテル様。