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 いやマジで。(嫌われているというのもちゃんと調べてないんだけどね)
 
 なぜゆえ彼ほどの功労者が嫌われるのか。
 
 汚い手を使って成り上がったから?
 周囲全て、親友をも利用し見捨てたから?
 オヴェリアを刺したから?
 真に世界を救った「異端者ラムザ」の名誉は回復されるまで数百年かかり、真実を記したオーランも異端者として処刑されたのに対し、彼はずっと歴史の勝者であったから?
 
 それのなにがいけないんだ。
 
 いや、私、歴史ちゃんとやってない。だからすごく見当はずれで偏った見方しかしてないと少なからず自覚はある。あるけど。
 
 でもディリータの行動の何がいけない?
 
 本気で一国の戦乱を平定しようと思うなら、よりよき国を自らの手で創ろうと思うなら、彼の行動と覚悟はむしろ正しいじゃないか。
 
 手を汚して、泥かぶって、孤独に耐えて。
 彼はイヴァリースをその後もちゃんと導いたんだろ?
 何がいけないの本気で。
 汚れ役をこなせない人間に権力者になられても迷惑ですよ。一般人の美徳をそのまま安易に権力者に当てはめて、「あいつは汚い手を使うからダメ」と言うのはどうかと思うの(嫌いだけど功績は認める、なら全然かまわないんですが)。
 手を汚してガチで泥かぶる覚悟もないような「自分だけはキレイで正しい」面をしてるだけの甘ちゃんの、綺麗事の一点の曇りもなき理想論で国が回るなら誰も苦労しねえよ!
 それともヨゴレの癖に対外的には綺麗な「英雄王」だからダメなんでしょうか? 自分の暗部をうまく隠すのも権力者として持っておくべき手段と才能でしょう。
 
 私はラムザ嫌いじゃないですけど、彼はひたすら「アルマを助けようとした」のであって、平和は願っていたけれど、たまたま彼の行動が戦争の裏で暗躍する教会やルカヴィの邪魔をする形になったのであって、ラムザとディリータの行動は比較対象にならんと思うのですけどね。ベクトルがそもそも違うもの。イヴァリースの平定にラムザは多大な貢献をしたけれど、ラムザだけじゃだめなんですよ。ディリータという、「汚い手を使って成り上がっていく表向きの英雄」も必要。二人がいて、それぞれのやりかたで必死にひた走ったからイヴァリースは平和を手に入れた。ラムザがいなければ世界は滅びていただろうけど(ただ「ルカヴィ」と言う存在が本当に「悪魔」なのか? 異端者や異教徒など、実際は教会や権力者にとって不都合な存在の人間のことだっただけではないか? ということを前提に考えると色々面白そうだけど私の頭じゃ手におえんのでひとまずその件については放置)、ディリータがいなければイヴァリースの戦乱はもっと長く続いてた。ラムザが死都ミュロンドから帰還できたとしても、彼にはディリータの役はできない。ルカヴィの脅威は去っても、獅子戦争自体は下手したらもっと泥沼になってたかもしれない。
 
 歴史の勝者であるには勝者であるだけの理由が、手腕が、覚悟があるんです。それもないのに勝者になれるわけもない。
 
 オーランの処刑にはほぼ間違いなくディリータも一枚噛んでるはずですが(自分の汚れっぷりを王となった彼は認めるわけにはいかない。認めたらまた戦乱が起こる。清廉潔白な人物しか認めない民衆の蜂起であれ大義名分を抱えた貴族階級の蜂起であれ)、それだって間違ってるとは言えないでしょう。いや、もちろん切り捨てられる側からすればたまったもんじゃないですが、国家の維持に必要なら感情論を持ち込まずに切り捨てるのも王に必要なことで。親政国家で王に権威がないとか、駄目でしょう、それは。権威を守るための保身のすべに長けているというのも王の資質として必要でしょう。
 
 ああなんかバカが勢い任せに書いてるからわけわかんなくなってきたわ。
 
 勢いついでに、以下別ゲームの「幼馴染と袂を分かち王位まで上り詰めるも歴史の敗者となった人気キャラ」の悪口。ああそうさ私は褒めたり庇ったりするより悪口を言うのが得意なクズさ。
 沈黙は金と言う言葉は知っているけどここんとこ好感度をマイナスにする言動しかしてない日村です。なんか破滅願望でもあるんでしょうか。それにしてもキャラクターに対する好き嫌いが激しいな。ほんとに。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
一応しばらく改行入れときます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 誰って幻水2のジョウイだよ。
 
 いや待ってくれ、私は確かにルカ様信者だが、ルカ様謀殺については彼を責めるつもりは全くない。私は確かにすべての物事においてバカで器が小さいが、あの件については不問というよりむしろよくやったとすら思っていたんだ、プレイ当時。というか今でも思ってる。信者ではあるが、そういった部分は好きなキャラとは切り離して考えるくらいはできるんだ、一応。
 
 だがこいつはその後がどうも受け付けない。(いやその前から微妙だったんだけどさ)
 
 平和を望んでいたのはわかるよ?
 和平の申し込みにしても新同盟軍の全面降伏と言う形をとらせようとしたのも、おそらくハイランド国内の強硬派へのアピールや軍事国家としてのメンツなどがあったのだろう。
 けどそのわりには、結局幼馴染を切り捨てられなかったのだよね、彼。
 切り捨てずに済む建設的な方策も取れなかったんだよね。
 弓兵おいて脅してきた割に、ナナミがやられたらなんか退いたしね。
 あそこまで対立してしまったら(というか対立する立場に自らなってしまったら)もうどうしようもないと思うんだけど、腹くくれなかったんだよね彼。
 どうしても大事で切り捨てられなかった、自分だって人間なんだっていうなら最初から王になるべきじゃなかったんだよおまえ。ていうかこっちのために内部崩壊工作してくれてんじゃないかとかなり本気で思ってたよ。
 本気で大事なものを切り捨てることも、どうしようもなく汚い泥をかぶることもできない、ふらふらした甘ちゃんが権力者やらんでくれんか。おかげで結局一国滅びてるんですが。
「自分が歴史の敗者になるから、みんなにはその方がいいから」って自己陶酔がきつくて見てられんよ。そういうこと言うなら未練がましく約束の場所に行ってないでこの首を晒しものにしろと潔く王城で腹かっさばくくらいしろや……。
 同じものを目指していたのに対立してしまった幼馴染、の悲劇を描きたかったのはわかるけど、だったら変にこんな「かわいそうでしょ展開&演出」しないでガチバトルでサッドエンドの方がよかったと思うんですけどね。
 苦悩も葛藤も劇中で伝わってこなかったし、同情を誘う展開と演出で余計個人的に同情の余地ゼロです。
 平和を願ってたのに! 幼馴染と敵対しちゃって! 歴史の敗者になっちゃって! 知るかバカ。言い訳しないでガチの汚れひっかぶれないくせに成り上がったお前が悪い。

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